第9回 「ロックとパソコン〜宅録について〜」

前々回、ハイウェイスターを弾いてから数日経ちますがもう一つの課題「天国への階段」を弾く前に
私が使っているパソコンやシーケンサーの使い方について知らない人へ教えましょう。

そもそも音楽でパソコンを使うのは敷居が高く感じられると思います。
ましてロックと融合なんて「ちゃんちゃらおかしいぜ!俺たちはそんな生ぬるい事は出来ねー!」なんて言う人も多いでしょう。
しかし私がやっているのはいわゆるパソコンミュージック(スーパーなんかで流れている)ではなくMTR(マルチ・トラック・レコーディング)
つまり楽器別に録音し一斉に再生するソフトを使い自宅でレコーディングしようと言う事です。尚、自宅で録音するの略で宅録と言います。
まず必要なものパソコン、レコーディングソフト、楽器、以上!他にしいて言うならパソコンとアンプ等と繋ぐインターフェースとシーケンサーくらいのもん
これを見ている人はパソコンは持っているわけですのでレコーディングソフトを買いましょう。と言っても私は買いましたが最近はフリーソフトで
高品位な物もあるようですので探してください。
レコーディングソフト以外にDTMソフトと言うMIDIを動かすシーケンサーがあればドラムや管弦楽器等世界が広がります。
シーケンサーが無くてもロック限定であればリズムマシンを買いましょう。リズムマシンとは自宅でドラムが叩ける人はいいのですが
そんな人はまれでしょうし、リズムマシンは楽譜通りに入力すれば絶対にミスをしない堅物野郎なので強い見方になります。尚、リズムマシンはリサイクルショップで1〜1.5万円位です
ちなみに私のレコーディングソフトはレコーディング(MTR)とMIDI関連(DTM)がいっしょくたんになったDAWって部類だそうです。

では最初に何をするか。まずはドラムを作りましょう。バンドをコピーするならスコアを見ながら入力します。
小難しい事はありません。このように楽譜通りに入力します。



はいドラムトラックが出来ました。
ドラムトラックの一部 このこの音を聴くにはWindows Media Playerが必要です。 聴けない人はこちら

そして私の場合キーボードが一切出来ませんしキーボード自体持っていません。ですのでキーボードパートも入力します。
ドラムとキーボードの一部 このこの音を聴くにはWindows Media Playerが必要です。 聴けない人はこちら

ここで少し遊んでみましょう。曲の前に挿入します
Smoke On The Waterのエンディング このこの音を聴くにはWindows Media Playerが必要です。 聴けない人はこちら

さらに遊んで拍手の音
拍手の音の一部 このこの音を聴くにはWindows Media Playerが必要です。 聴けない人はこちら

これはシーケンサーに入っていた拍手の音を使います。
これらを繋ぎ合わせてギターとベースを録音し、最後にライブみたいに物凄いホールのような残響(リバーブ)を全体にかけます
このリバーブもパソコンでワンクリック詐欺!ちなみにライブ風にするために曲の間に適当な音を入れます。

そして出来たのがこれ
LIVE IN 自宅 このこの音を聴くにはWindows Media Playerが必要です。 聴けない人はこちら

どうですか!こんな事が1時間位で出来てしまいます。
尚、ネットで公開用にビットレートを下げたMP3ファイルに圧縮していますので今の音質は最低ですのであしからず
自宅でもCD並みの音質は保障します。実際プロもこのようなソフトでレコーディングしていますので違いは
ちょっとだけ良い品質とテクニックとプロのエンジニアがついているかどうかの差ですので大変良い時代になりました。
昔みたいにテープレコーダーの録音ボタン押して間違えたらやり直し、「○○ご飯よ〜」と言うおかんの声入らないレコーディングが可能。
使い方次第でトップアーティストと同じ世界を楽しんでください。

私の使っているソフト等は機材のページ参照