「失われた百舌の舌・前編」
今週は本気でレビュー休もうかと思ってしまいました・・・
「天才料理少年 味の助」(宗田豪)
もう完全に路線変更ですか? 一挙2話掲載前編・第29話のレビューです。
味の助は天堂の弟子となり、料理修行を開始しました。
しかし、来店した大河原大臣の傍若無人な振る舞いにぶち切れた味の助。
<丶`∀´> <大河原大臣は謝罪シル!!
と、半島人のように謝罪を要求します。
さて、当の大河原大臣は・・・
“いや・・残念だったよ・・いい店だったのになぁ・・・・”
“1週間やろう!”
“その時儂が満足できる料理を作れなかったら・・・・この店は無いと思え!”
そう言い残して店を去ってしまいます。
何だこのベタな展開は!!
先生、読者が求めているものってしっかり把握してますか?
死刑宣告にも似た大河原大臣の発言により、騒然となる厨房。
当然責められるのは味の助、いろんな人から責められます、つーか仕事はどうした。
コイツラも味の助を責める前に・・・
こんな人格に問題のあるヤツを採用した天堂を責めるべきだと思います。
涙目になる味の助、その背後に天堂が現れます。
“話は聞いた・・・・”
“す・・・・すみませんでした・・・・!!”
“徳川・・・・”
“やるなら必ず美味いと言わせてみせろ”
お前も仕事しろよ!!
もう次の就職先でも考えてるのか、あっさり味の助に仕事を丸投げ。
元はといえば、大臣のメインを百田に任せたコイツが今回の元凶。
もうね、潔く作者もろとも腹を切れ。
んで、1週間後の大臣に出す料理を任せられた味の助。
百田が協力を申し出て、一緒に調理することに。
普通のグルメ漫画なら1週間の試行錯誤が重要なんですが、この漫画ではゴミ同然です。
大臣の悪口言ってたらすぐに1週間が経過、その間わずか4ページ。
あ、ちなみにこの間に百田も学校に行ってることが判明、実に8話ぶりに萌乃香が1コマ出てます。
そして1週間後・・・
“辞表の一つでも書いてきたか? 坊や くくっ”
“そちらこそ・・・・謝る準備をしといて下さい!”
“ふん・・・・言いおるわ!”
“では早速1品目をいただこうか・・”
大臣に出された味の助の1品目とは・・・
“何だこれは・・”
“この儂に出す料理が・・・・ただのハムサンドだと!?”
1品目のハムサンドを出したところで後編へと続きます。
今回は後編も期待できないんですが、お暇な方は下から後編へどうぞ・・・
味の助&百田!
新人タッグの秘策は何と・・軽食にあり!?
・・・百田くんって2年も働いてまだ新人扱いなのね・・・
H16・6・14