「閑話休題」
・・・これって何の漫画だっけ?
「天才料理少年 味の助」(宗田豪)
閑話休題とでも言いましょうか・・・第27話のレビューです。
味の助の丼を食べて涙を流した理菜、その涙のわけは・・・
“うれしかったの・・心からおいしかったから・・・・”
と、感想を述べる理菜。
“俺の丼だって味も香りも負けてないはずだ!!”
逆ギレするクリリン、もとい百田。
暴走気味の百田くん、勢いに任せて理菜の丼の残りに手を出します。
とても “お客様のことを一番に考えろ” と言われている料理人の行動ではありません。
そんな百田ですが、理奈の食べ残しに手を付けることで、味の助の丼の秘密に気付きます。
その秘密とは・・・
カツカレー⇒ご飯の下に山菜が!!
お茶漬け⇒ワサビの花が散らしてある!!
“徳川の丼は・・自然そのものを丼に閉じ込めてあるのか・・!?”
そんな小細工どうでもいいから、むしろ( ゚Д゚)ハァ?って感じ。
ワサビの花期は3月〜5月なんで、いきなり花ワサビ出しても単なる自爆でっせ。
季節ものの食材扱うなら、その辺きっちり描いとけよ。
にしても、煎餅だの石焼ビビンバだのワサビの花だの、やけに色んなものがあるレストランですね。
確かフレンチのレストランですよね・・・まさか、フレンチって言っとけば何でもOKとか思ってないですよね・・・?
で、次は味の助の解説なんですが・・・
理菜のにおいを嗅ぐ
↓
桜の香水の香り
↓
百舌の舌発動
↓
“僕が一番好きなのは・・いいなって思ったのは・・・・”
“自然の中で楽しそうにはしゃいでる明るい理菜ちゃんなんだ!!”
↓
山菜入りカツカレー&花山葵海鮮茶漬け 完成!!
という事のようです。
百舌の舌で理菜の半生をサイコメトリーしたのはあまり意味がなかったようです。
ともかくそんな丼の香りが、実は田舎育ちの理菜の記憶を思い出させたそうです。
これが涙の原因みたいですね。
さて、そんな理菜の評価の後、満を持しての登場の天堂総料理長。
ココ数週、一言もしゃべらなかった男がやっとしゃべります。
“香りとは・・料理の中で一番最初にお客様に届くもの・・”
一番最初は見た目なんじゃないですか・・・?
“その香りで夢を見せるとはな・・”
危ない小麦粉嗅いでも夢は見れますよ。
“時間があるときにはここに来るといい皿洗いくらいはさせてやる・・・・”
遠まわしに言ってもあんまりかっこよくないですね、この漫画では。
晴れて弟子入りを認められた味の助。
すると・・・
ワアアアアアア
パチ パチ パチ パチ パチ パチ パチ
いつものように突如現れる人だかり。
“いつの間に!?”“こんなに人が!?”
・・・何故気付かないのかと、小一時間問い詰めるぞ( ゚Д゚)ゴルァ!
毎回毎回、宗田イリュージョンで人を移動させるのはやめましょうよ。
さすがに今週は同じ厨房内、いくらなんでも無理が・・・。
そんなこんなでワープしてきた従業員にも認められ・・・
(こうして僕の修行が始まった────)
で、来週は作者が新たな肉汁探しのため休載です。
今週は弟子入り勝負編のエピローグなので、まぁ、こんなもんでしょ。
しかし、今週は・・・
に対して・・・
理菜のパイ○リ、上の料理のコマより大きい。
さらに・・・
理菜の水着、3カットしかも見開き!!
・・・宗田先生・・・あんたは何が描きたいんですか・・・?
ホント今週はいつにもまして料理漫画っぽくないですよね。
次回予告
理菜の望んだ答えと料理人への道にたどりついた味の助!
がんばれ!!
次回「ボチボチ打ち切り回避の肉汁乱舞か?」にご期待下さい。
H16・5・21