「臭いフェチ」
まだ引っ張りますか・・・
「天才料理少年 味の助」(宗田豪)
宗田先生、キャラ設定覚えてますか? 第24話のレビューです。
弟子入りをかけた料理勝負、テーマは丼。
勝負の方法は正午の開店一番乗りの客を見て即興で作るというもの。
そして、正午一番のお客はセクシーアイドル“春風理菜”だった。
天堂は理菜に2人の丼を食べてもらうように依頼する。
“お客様・・”
“今日は若い料理人のタマゴ2人の特製丼を食べて頂きたいのですが・・・・”
そんな天堂の申し入れに対して理菜は
“そんな・・同い年で頑張ってる2人の料理を・・私が!? うれしいっ”
“頑張ってくださいね”
と了承します、ついでに・・・
“おいしい香りの丼が食べてみたいな!”
とリクエストします。
つーか、ココでリクエストしたら“客を見て即興”ではないよな、この嘘つきめ。
理菜のリクエストに戸惑う味の助、それに対して百田は
“頑張って作らせて頂きます!”
と落ち着いて返事します。
理菜のリクエストを聞いたところで2人は厨房に戻って調理開始です。
味の助は冷蔵庫をにらみつつ・・・
(香りのおいしい丼・・・・)
(一体何を使ってどんな丼を作ったら・・・・)
と、どんな料理にするか考えています。
そんな味の助を尻目に素早く調理に入る百田。
もうメニューが決まったのでしょうか?
そんな百田を見て更にあせる味の助。
理菜が厨房に2人の様子を見に来ますが、それでも味の助はメニューを決めることができません。
更にあせる味の助、そうこうしてるうちに・・・
“理菜ちゃん お待たせしました”
百田の料理が完成します。
“ミートボールのカラコロ揚げです!”
“お召し上がり下さい!”
・・・( ゚Д゚)ハァ?
お前何作ってんの、テーマは丼だぜ?
一体何を作ったかトチ狂ったかと思えば・・・
“先程とてもお腹がすいてる様に見えたので・・・・先に一品だけでもお出ししようと思いまして・・・・”
“もちろん勝負とは関係ないですが・・”
だったらさっさと丼を作ってやれや、ハゲが。
昼飯時に一番乗りするくらいだ、腹減ってるに決まってるだろ。
大体2人の丼食わせようってのに、ここで余計なもんつまませるなよ、
このハゲが。
そんなフライング料理を出された理菜は
“とってもおいしい! うれしい心遣いだったよ〜!!”
理菜は満足した様子、あっけに取られる味の助に・・・
“徳川くん?”
“冷蔵庫ばっかりのぞいててもお客様の喜ぶ料理は作れないぜ?”
冷蔵庫をのぞかなくても料理は作れません、初めての厨房だったら材料の確認は必須だろうが。
“俺は・・・・いつだってお客様のことを一番に考えろ 天堂さんにそう教わってきたんだ!”
フレンチレストランに入ってきた客に
「丼を食べてもらいたい」
と言う奴が客のことを一番に考えてるとは思えません。
つーか、客が腹減ってるんだったら勝負する2人じゃなくて、テメェが作れ天堂!
さて、そんな胡散臭い師弟に圧倒されへこむ味の助。
(一番に気にするべきは理菜ちゃんなのに・・・・なのに僕は・・・・)
(今まで・・一番大切にしてきたことを忘れちゃうなんて・・・・)
“最低だ・・・・”
今頃自覚しやがったか。
頭を抱えその場にうずくまる味の助、相当ショックなようです。
“すごい汗だけど・・熱でもあるの!?”
へこむ味の助の額に手を当てて味の助を気遣う理菜、いい人ですネェ。
さて、ココからが今週のメインイベント。
味の助は転んでももただで起き上がる変態ではありません。
伏せていた顔を上げ理菜を見る味の助、そこで味の助が見たものは・・・
何気にうらやましいポジショニングの味の助。
さらに・・・
理菜のニオイを嗅ぐ味の助・・・そして・・・
変態(百舌の舌) 覚醒!!
ニオイフェチです、間違いない。
またしても変態度をレベルアップした味の助、覚醒後は・・・
理菜のニオイで(;´Д`)ハァハァしてます、この変態が。
しかし今回は「女性のニオイ」で発動ですか・・・もう「人の悲しみ」とか「命が弱ってる」と一切関係無いじゃん。
また百舌の舌の設定がかわりました、もういっそグルメ漫画から変態漫画へ転身したらどうですか?
そんな(;´Д`)ハァハァしている味の助を見て勝ち誇る百田
“ハっ・・・・俺の力を見て自信が無くなったか!?”
オムライス勝負に負けてフライングで料理を作ったハゲが勘違いしている中、味の助の妄想は加速します。
(え・・・・?女の子のお弁当箱・・・・?)
(これ・・・・誰・・・・?)
(理菜ちゃん・・・・?)
(あ・・・・今度は中学生の理菜ちゃん・・・・!?)
妄想も格段にレベルアップ
なぜ理菜の過去がお前に見えるのかと。
百舌の舌ってそんな能力じゃないだろ、本気でサイコメトラーだな。
もう設定グダグダやん・・・脳みそまで肉汁でいっぱいですか宗田先生?
そんな妄想で(;´Д`)ハァハァしている味の助を
“大丈夫・・・・?キミ・・・・”
と未だに心配する理菜、なぜか少しセクシーポーズ、こりゃ宗田先生の趣味ですね。
心配する理菜、勘違いするハゲ、何考えてるかわからん天堂・・・
そんな中、急に立ち上がる味の助。
“そーか! これだ!!”
“見えたよ究極の丼が!!”
理菜の過去を妄想して究極の丼か、なんだそりゃ?
もうね、呆れて屁も出ねぇ、今回もよりいっそう変態に磨きがかかっただけだからな。
この漫画に論理的なものとかグルメ的なものとか一切求めてないけど、やっぱこういうの引っかかる。
来週これで汁が飛ばなかったら、もう・・・
そろそろ進退問題ですか?
次回予告
味の助に見えた究極の丼とは!?
かつての丼を越える・・・熱き挑戦の日々の始まりだった・・・
次回「プロジェクト× オムレツマ○コ丼を超えろ!」にご期待下さい。
H16・4・24