「新たな汁?」


宗田先生、ココで引っ張る必要はあったんですか?


「天才料理少年 味の助」(宗田豪)


丼勝負の前哨戦、第23話のレビューいきます。



弟子入りをかけて天堂弟子・百田と勝負することになった味の助。


“テーマは丼だ!!”


フレンチレストランなのに丼というテーマに戸惑う味の助。


“え!? 丼!?”

(一体どんな丼を作るんだろう?)

(丼っていえばやっぱり牛丼?かつ丼?天丼?)

(僕は一体どんな丼を作ればいいんだ・・・・!?)













これしかないだろ、テメーが作るは。

にしてもここのセリフから“親子丼”が抜けているのはわざとでしょうか?
まぁ、味の助の脳内では

“牛丼=温泉ビーフ”

“かつ丼=肉ヒダ”

“天丼=揚げたてチンチン”

ですからね、大差ないかな。

そんな混乱する味の助に勝負の方法が説明されます。


“30分後の正午に店が開く・・・・その時・・”

“一番目のお客様を見て即興で作ってもらう!!”





なんて大雑把!
よっぽどネタが無いんですか、宗田先生?
ひょっとして料理のネタは現在熟考中ですか?

そんな投げやりとも思えるテーマで勝負を行う、味の助と百田。
勝負までには時間があるので、それまで第2厨房で時間をつぶすことに。
そして第2厨房で百田は味の助の話しかけます。


“君オムライスとか作れる?”


と聞いてきます。
どうやら丼勝負の前に味の助の実力を試してみたいようです。
突然の前哨戦の申し入れに戸惑う味の助、そんな味の助を見て百田は・・・


“最近の街の洋食屋ってのはオムライスもロクに作れないないのかい?”


と、鼻で笑って味の助を挑発します、コイツ結構性格悪いな。
そういえばクリリンも最初は性格悪かったな・・・

味の助はこの挑発を受けて丼対決の前哨戦、オムライス対決が始まります。

燃える味の助に対して、一流レストランで磨いた腕を見せ付ける百田。
どうやら技術は百田の方が上のようです。
味の助は必死に百田のスピードにくらいつきます。

オムライスはほぼ同時に完成しました。
ちなみに手前が百田作、奥が味の助作です。









・・・このゲロみたいなのがかかってるのがオムライスですか?

やっぱグルメ漫画ににしてはちょっと・・・
まぁ、この漫画を真摯にグルメ漫画だと思っている読者も少ないでしょうけど。

そんなゲロソースオムレツですが


“わ〜!おいしそうだね〜!!”


と、突如現れた美鈴が興味を示します。
そこで百田は都合よく現れた美鈴に試食を頼みます、ついでに判定もかな?

まずは、百田の試食からです。


“おいし〜い”





・・・中略・・・





“最近また腕が上がったんじゃない!?”



味の説明だけは一人前に長いのですが、この漫画ではどうでもいいセリフなので飛ばします。

次は味の助の試食ですが・・・


“なんか地味なのよねー・・・”


と、あまりいい印象ではないようです。
そんな美鈴のセリフを聞いて、すでに丼勝負での勝利を確信する百田。



味の助の試食を行う美鈴、なんか久し振りのお口のアップです。
で、感想は・・・


“こんなオイシイオムライスはじめて!!”


と、さっきの百田よりおいしいことを認めました。
これが信じられない百田は味の助のオムライスを口にします。

そこで味の助のオムライスに使われているトマトソースが自分の物と違うことに気付きます。


“何で!? 同じ冷蔵庫のトマトを使ったのに!?”


混乱する百田、味の助はそんな百田に種明かしをします。
まぁ、この種明かしもこの漫画ではどうでもいいので、要点だけを説明すると・・・


“色だけじゃなくしっかり熟して糖度の高いトマトは水に沈むんだ!”


と言うことを利用してトマトを選別したようです。


“このトマトを切ると・・・・”





ぷしゅっ!!












次は果汁か!


しかも・・・


















顔を背ける娘にかけてみました♪


肉汁飛ばしは常々期待しているところなんですが、今回は果汁さえもお顔に飛びました。
正直油断してましたね、まさか果汁まで飛ばすとは・・・もう、汁なら何でもOKですね。

包丁で切っただけで顔射になるトマトは、汁だけじゃなくて果肉も凄いらしいです。
トマトの断面を見てみると・・・



なんつーか・・・とりあえずはゴメンナサイ

やっぱ妄想レベルを中学生並みに上げてるとそういう風に見えるわけです、なんだよトマトでトロトロって。

まぁ、そんな感じで味の助の実力を知った百田、味の助に対する認識を改めます。



ここで疑問なんですが、30分で生のトマトからソースを作ってオムライスを完成させることってできるんですか?
「トマトソースの作り方」でググってみたら、「製作時間1時間」としているとこもありました。
しかも美鈴の試食の時間などを含めると実質25分くらいか、本当にこの時間でトマトソース作りはできるのかと。
まぁ、グルメ漫画ではないのでこの辺も比較的どうでもいいです。



前哨戦に決着がついたところへ


“何をやっている?二人とも!”


と、天堂が現れます。
天堂は二人が作ったオムライスを見ますが、何も言わずに


“時間だ 行くぞ!”


と、二人をレストランの入り口が見える場所まで連れて行きます。
そこで最初の客を待つ3人。


“これから入ってくる人が・・・・丼を出す相手に・・・・!?”


そこへ最初の客が現れます、次に味の助の餌食になるのは・・・


“え・・!?”



“セクシーアイドルの春風理菜ちゃんっ!?”



また新キャラです。
美鈴はそれなりに活躍してくれましたが、彼女はどうなんでしょう。
とりあえずは期待株といったとこでしょうか。

今週は丼勝負の前哨戦なんですが、やっぱりココで一週引っ張る意味が解りません。
やっぱネタ不足なのかなぁ・・・




次回予告・・・


やったーーーっ!

前哨戦に勝った味の助!!

本線勝負のお客さんはセクシーアイドル“春風理菜”!!



次回「セクシーアイドル、AVに転身か?」にご期待ください。

                                               H16・4・19