「宗田先生の描くサッカー漫画」


「天才料理少年 味の助」(宗田豪)


第21皿の番外編です。
21皿にてハンバーガーモンスターとの対決の後、池田くんのサッカーの試合が展開されます。



準決勝ロスタイムが残り1分で0−0の同点、大変緊迫した場面です。
この膠着した試合状況に転機が・・・



味方のパスが池田くんの下へ。
実況もエースと呼んでいます、このセッパ詰まった状況でボールを回してもらえる、やはりエースたる所以でしょう。

さぁ池田くん、足元に来たボールを落ち着いて・・・・











・・・あれ?

1枚目の画像でボールの軌道・ボール影・全体の位置・遠近感からすると確実にボールは池田くんの足元に向かってます。


なのに・・・



ボールの位置が高すぎ

ボールの軌道や、池田くんの首の角度からしてもかなり高い位置にあります。
足元に来たボールが急に頭上へ急上昇・・・凄いパスです。

しかし、このボールの軌道と池田くんの立ち位置からすると、このままではボールは池田くんの頭上をスルーします。
やはりココはエースらしく飛びついてヘディング・・・













どういうわけか胸トラップです。

次のコマでは・・・







このようにアレだけいたディフェンスがなぜかいなくなってキレイにシュートしてるので、 ジャンプしたわけでもなさそうです・・・
そもそも





これを見る限りではジャンプして届く高さじゃないような・・・
コレに届くのはキャプテン翼の登場人物くらいなものです。





となると、このボールは・・・



池田くんの足元に飛んできて・・・





頭上まで急上昇!





そして、池田くんの胸まで急降下!!



そんな軌道を描くミラクルパスだったのです。
つーか魔球です、こんなパン屋のバカ息子より、このパス出したヤツをエースにしましょう。







はい、わざわざ番外編まで出して何が言いたいのかと言うと・・・

宗田先生のサッカー描写はいまいち(?)

であると言うことです。
もはや汁漫画家として勇往邁進してください。