「肉汁バーガー・開発編」
今週はやけに「肉汁」という単語が目立ちますネェ･･･
本気で吹っ切れましたか？
「天才料理少年 味の助」(宗田豪)
どうしても次週への期待が膨らむ第１８話のレビューです。
“日本人においしいハンバーガーが作れる訳無いんだヨ!!”
“絶対お前よりおいしいハンバーガーを作ってやる!!”
このように先週のラストから引いてるんですが、味の助の服装が先週と違います。
さすがにそれは無いんじゃないですか･･･宗田先生･･･
と思ってると、次のページでは既に試作型ハンバーグが完成しています。
相変わらず読者の追従を許さない展開の速さですな。
さて、味の助が作ったハンバーグは
@油で揚げたハンバーグ
Aつなぎ無しの牛肉１００％ハンバーグ
Bフライパンで焦げ目を付けてからオーブンで焼いたハンバーグ
という３タイプで、萌乃香と池田くんの試食により@Aは却下されます。
Bのハンバーグですが・・・
じゅわああん
出ました宗田擬音。
このように肉汁ハンバーガーとしての資質は十分です。
惜しくもフォークを使ってますが、コレを直に口に運んだ日には・・・(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ
皆さん、次回は必見ですよ。
味の方も合格点らしく、萌乃香と味の助は喜びます。
しかし、池田くんは・・・
“ダメだ！！”
“ハンバーガーはファーストフード！ 速さも命！”
“こんなに手間と時間がかかったら”
“このハンバーガーはファーストフードじゃない”
移動パン屋は作り置きだから速さは関係ないだろ。
仕込みに手間がかかるくらい我慢しろよ、パン屋のバカ息子。
移動パン屋のことはさておき、池田くんの言葉でハンバーグ製作は振り出しに･･･
“でも･･ポイントはやっぱりハンバーグの肉汁なのよね”
“何とかハンバーグに肉汁を閉じ込める手段を考えよう!!”
と、異常に肉汁に固執したハンバーグ作りが再開されます。
この肉汁に固執するとこが、次週への期待を膨らませてくれます。
しかし、作業は難航･･･一向に肉汁ハンバーグは完成しません。
“くそ!! なんでできないんだ!!”
“僕は･･僕はなんて･･ふがいないんだ!!”
自分の無力さを責める味の助・・・
その怒りは彼の思考さえも蝕みます。
“この肉汁･･この肉汁さえ････”
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| デムパ警報発令 |
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＿ ﾋﾞﾋﾞﾋﾞ
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。.|.（Ｏ´∀｀） ／
|≡（ )) ))つ
｀ー｜ ｜ |
（_＿）＿）
あ、味の助君！！？？
料理の事になると周りが見えなくなる味の助くんですが、
こうなったらこっちも見えないふりをするしかありません。
じゃなかったら誰か鎮静剤持ってこい。
こんな暴走状態の味の助を池田くんと萌乃香は何とか止めようとします･･･
まるでケンカしてる生徒を引き離す体育教師みたいなことになってます。
もしくは麻薬中毒患者とそれを抑える更生施設の職員みたいだな、誰か鎮静剤持ってこい。
更に味の助くん、この状態でも･･･
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| デムパが強すぎます |
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／／ﾋﾞﾋﾞﾋﾞﾋﾞﾋﾞｨｨｨ!!!
どかーん！ ＿
从";从 /||__|∧，
(( ; ;"､; :（Ｏ´Д｀） ﾋｨｨｨ
((;";从．")と )) ))つ
｀;Ｙ ;"､ Ｙ ﾉ ﾉ ﾉ
（_ノ､_ノ
あんた肉汁になんかされたのか？
まるで肉汁の悪夢にうなされる人みたいです、どんな悪夢か解りませんが。
もしくはホントに狂ったか、誰か鎮静剤持ってこい。
不覚にも大爆笑してしまいました、クリティカルヒットです。
“ヤケクソで手を焼いたらハンバーグがおいしくなるの!?”
という萌乃香の凄くまともな発言で我に返る味の助･･･
どうやらホントに肉汁の世界へトリップしてたようです。
んで、こんな味の助に愛想が尽きたのか
“人に心配かけることばっかり･･付き合ってられないわよ!! もう知らないっ!!”
と、萌乃香は厨房から立ち去ってしまいます。
萌乃香の立ち去った厨房でうなだれる味の助と池田くん。
二人の語らいですが、まぁ省略です、どうでもいいので。
そんな語らいの中、居間の方から物音がしました。
居間に移動する野郎二人、移動した居間のテーブルにはアイスノンが置かれていました。
どうやらハンバーグで火傷した味の助のために萌乃香が用意したようです。
萌乃香に感謝しつつ火傷した手を冷やす味の助、その時･･･
“つめたっ！！” （！？ そうか････これだ･･！!）
と、新たな肉汁ハンバーグのアイデアを閃くのでした。
場面は変わって、怨敵・ハンバーガーモンスター。
今日も大盛況のようです。
“日本の客はチョロイねェ！ ウハハハハハッ！”
“コレなら日本征服も昼飯前ネェ！！ ウェァハハハハハッ!!”
昼飯前はさておき、日本人は飽きやすいので長続きしませんよ。
しかしまぁ･･･
この状態で上のセリフを言ってしまっても売り上げが落ちないんですか･･･
怪しいクスリでも入ってるか、客がバカなのかどっちかですね。
場面は戻って味の助サイドに。
“これが新しいハンバーグ！？”
新型ハンバーグが完成したようです、試食は萌乃香。
“それじゃあいくわね･･！ でも････”
（今度ダメだったらもう････）
不安な萌乃香ですが、心配は無用です。
刮目せよ、コレが新肉汁ハンバーグだ！
ジュワアア〜ン
相変わらずの描写ですねぇ、そして･･･
ぴゅっ！ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━ｯ!!
ちょっとあり得ない勢いで肉汁が噴出してますよ、一体どんなハンバーグやねん。
でもナイフとフォークを使ってるので、残念ながら顔に肉汁がかかりません。
直に口に入れましょうよ、宗田先生。
ではこのハンバーグは以前のものと何が違うのでしょうか？
味の助くんの説明によれば手の温度に秘密があるようです。
焼く前のハンバーグを手に取る萌乃香、手には脂が付いています。
“私の手にべったり･･肉の脂がっ！？”
・・・この絵を見て、ちょっと１８禁なことを考えてしまいました、かなり毒されてます。
さて、この溶けた脂が旨味の秘密なんだそうです。
この脂が溶けないように氷水に１時間手をつけてから肉をこねたんだそうです。
“スゴイよ!! よく思いついたね!!”
（ ﾟДﾟ)ﾊｧ?
冒頭に作ったハンバーグの却下理由「速さも命」はクリアしたのか？
手を１時間も氷水につけてたんじゃ、よっぽど時間がかかるだろ。
つーか１時間も手を氷水につけてて凍傷とか問題ないのか？
まぁ、グルメ漫画じゃないから料理の詳細に突っ込んでも仕方ないな･･･
さて、これでメインは完成です。
後はパンやソース、レタスやトマトなど脇役達も準備しないといけませんね。
次回はいよいよハンバーガー作りかな？
お前ハンバーガーなめてんのか？
もはや肉汁以外は料理ですらないんでしょうか･･･
話の展開はさておき“肉汁ハンバーガー”って明言してるあたり、もう吹っ切れましたか宗田先生。
そして来週･･･ハンバーガーにかぶりつき、はじけ飛ぶ肉汁・・・そして・・・
汚される優衣ちゃん・・・(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ
久々に次週が楽しみです。
では次回予告を
次号、味の助！
ハンバーガーモンスターと日米ハンバーガー対決!!
「･･･先生、何か忘れてませんか･･･」
「ああん？ 肉汁の前フリは大丈夫じゃないか」
「でも、アレ無しで勝負に行ってもいいんですか？」
次回「忘れられた百舌の舌！？」にご期待ください。
まぁ、追伸ですが･･･
こんな味の助ドキドキハプニングや･･･
厨房を去る萌乃香や･･･
味の助にお礼を言われて照れる萌乃香とか･･･
力入れるとこ間違ってますよ。
連載後期の「ＢＯＹ ＢＥ･･･」にカビが生えたような展開考えるくらいなら、本筋の展開をしっかりさせましょう。
ラブコメは新連載の「涼風」に任せて、「汁マンガ」の王道を爆進！！。
それが打ち切り回避の唯一の方法ですよ･･･もう遅いかも知れんけど･･･
Ｈ１６・３・４
