「アシスタント募集」
( ゚Д゚)ハァ!?
この世には不思議なことが多すぎます・・・
「天才料理少年 味の助」(宗田豪)
さて、15話のレビューに逝く前に気になることがあります。
・・・何を今更?
来週で終わりそうな勢いなのに、今更アシスタント集めてどうするの?
ひょっとしてまだ連載させるのか、マガジン編集部?
・・・このマンガの行く末が予想できなくなってきました・・・
じゃ、レビュー逝きましょうか。
“まどかちゃんが・・・・服を脱いだ!”
京極が脱がせられなかった服を味の助が脱がせた!!
(今度は完全に上着を脱いだ・・!!)
(京極くんの時でさえ脱がなかった上着を味の助くんの料理が脱がせた)
脱いだの脱がないのって、グルメ漫画に出てくるセリフじゃないな。
味の助と一の料理勝負ですが、双方の料理が出し終わり、あとは判定を待つのみ。
で、二人が作った料理をまとめると・・・
作ってる時の音が圧倒的だった京極一の“雷豆腐と特製海鮮おこげ”
食べてる時の音がすごかった味の助の“ハーモニーギョウザと揚げたて直入れ天ぷらぞば”
直入れと言う言葉がいろんな意味で引っかかりますが、
とにかく「作ってる時の音VS食べてる時の音」という感じになってます。
「どっちがおいしかった?」には全く触れていませんね、それで良いのか?
(僕は全力を尽くした!! 後は結果を待つのみだ!!)
祈る味の助に、ついに結果が発表される・・・
“判定はーーー”
“私には決められないわ・・”
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先生、どこまで斜め上なんですか・・・
勝負の判定を放棄したまどか、ならば勝敗はどうやってつけるのか?
“料理も音楽と同じようにより多くの人に判断してもらうのが良いと思うの だから・・”
・・・いつの間に・・・・
もう論理的な展開など期待した俺が馬鹿だったよ。
いつの間にか現れた群集に勝負の判定を委ねようとするまどか・・・
とっても悪い顔です、何か企んでるに違いない。
“いいでしょう・・”
と承諾する一、そして味の助の承諾を得ないまま決が取られる・・・
“味の助くんのギョーザと天ぷらそばが良いと思う人!!”
拍手してるのは味の助の身内数人、先週はもっと応援が来てたはずなんだが?
“京極くんの雷豆腐と海鮮おこげが良いと思う人!!”
沸きあがる歓声、そして一を絶賛する民衆。
“すごい料理だった!! さすが天才料理少年京極一だ!!”
“負けちゃった・・”
“では皆さん あちらで二人の作った料理をご賞味ください・・”
・・・・・・あまりに斜め上な展開にツッこむ気も失せるけど・・・やるか・・・
異議あり!
`ヽ、llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll`ヽ、_,-,
-―--`lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllノ
`ヽ、lllllllllllllllllllllllllll, - 、ll、_ll、ヽlllllllllllllllノ-,
 ̄ヾllllllll/⌒l、lllllll-- `ヾシノ|彡
_ノll/ ⌒l `|ll/´ -、 /
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│ ナルホド | `ヽ、 `>┬イ `、
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│ 作者の主張は明らかに≪ムジュン≫しています!!
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「味の助の料理は食べてる時の音がすごい」「一の料理は作ってる時の音がすごい」
こう言ったセリフがあるにもかかわらず、まどかは「料理を食べていもいない」民衆に判決を求めています。
味の助の料理は・・・
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'''ニ!i|||||l!!!|||! ー、 |
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'||l,,ミ', 、 ノ
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│ ナルホド |;;;;;;;;;;;;;;;;;,;;/;;;;;;;;;;|;;_;;;;;;;;|;;;;|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::,:-'
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|前回、このように萌乃香が汁で汚されてやっと音が聞こえる料理です。
|なのにどっから涌いたか解らない民衆に判定を求めるとは、愚の骨頂!!
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またホテルのレストランの厨房で料理が行われているにも関わらず、
これだけの人間が音だけで引き寄せられるとは明らかに不自然!!
更に、味の助の母親やダブリの斉藤君は判定に参加しているのに、
大勢応援に来ていた“エプロンヤンキー・シルバーエンペラー”が判定に参加していない!
これは明らかに京極一側に何らかの事前工作があり、この勝負が出来レースであったことは明白です。
これらの不自然な現象や、今週号の最初のページで今更アシスタントを募集していることから見ても・・・
_.. -‐ ' " ヽ ̄ノ^7__
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`ー-- .._ へ/ くてi` 〈
`ー-_ | ^i , ノ _.. ‐ァ=r‐''⌒゙二ニ二つ
ヽr''ヘ、_ ,.-=ァ/ _. -‐ '"´ l l r} } }l
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ノ 、  ̄ /-‐ ' "´/`゙ ーァ' "´ ‐'"´ ヽ、`ーテヽJ
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. ‐ '7 く/|〉-rへ. / l l / . -‐ '"´
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│ ナルホド |
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│宗○豪被告に≪シュウカンシ デノ レンサイノウリョク≫が無い事は明白です!!
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まぁ、逆転裁判はやったこと無いんですがね。
あんまりテキトーにストーリー組んでると、汁ファンも逃げますよ、宗田先生。
更に言うなら、料理は何人分作ってたのかと。
まどか1人が審査員なのに、観衆に振舞えるほど量を作ってるわけ無いだろ( ゚Д゚)ゴルァ!
で、この後は負け犬のフォローに入るわけです。
まどかが言うには・・・
“味の助くんの料理を食べた時・・そこに無い音が聴こえてきたの!!”
どうやら味の助の料理は幻聴も引き起こすようです。
で、その幻聴の正体が・・・
“お母さんの料理の音ーーー”
なんだそうです。
どうやら味の助は料理に家庭の味を演出したそうです。
聞かれてもいないのに理由を説明する味の助・・・
“まどかちゃんのことを少しでも知りたくてこの雑誌を買って記事を見てたら・・”
“かばんの中身にインスタントのお味噌汁が入ってて・・”
“忙しくてお母さんの味が恋しいのかと思ってひと工夫してみたんだ”
・・・かばんの中にインスタント味噌汁・・・?
どれだけ味噌汁フェチなのかと、味噌汁プレイなんか聞いたこと無いぞと小一時間問い詰めたいとこです。
そんなマターリした雰囲気に、血相を変えたダブリの斉藤君が飛び込んできます。
“大変だぞ味の助!!”
“え?”
“下が・・っ!! 見てみろよ!!”
この期に及んで一体何をやろうというのだ。
窓の外に広がる光景・・・
“味の助の料理に・・みんな行列してるぞ!!”
( ゚Д゚)ハァ!?
どう考えてもおかしいだろ、この人数は。
“すみません 残った料理をお分けしたら・・皆さんが・・!!”
明らかに味の助と一はそんな人数分の料理は作ってないし。
先週の短い調理時間でどれだけの料理を作ってたというんだ( ゚Д゚)ゴルァ!
先週の一挙2話掲載の後遺症でも引きずってるのか、ストーリーのあちこちに不可解な点が見られます。
こんな何の見せ場も無いんじゃレビューなんて書きたくねぇよ・・・と思ってたら最大の見せ場は最後にありました。
最終ページ、味の助の料理をむさぼる群衆の中に、奇跡は起こってました。
まず・・・
顔面に汁を放たれる女性
そして・・・
○○○をくわえこむ女性
・・・いや海老天ですよ、海老天。
宗田先生、アンタ確信犯ですね?
うん、コレで来週もレビュー書く気になってきた。
でも雰囲気からすると、来週で終わりって可能性もあるかな・・・
じゃ、次回予告・・・
「やっぱ、週刊誌の連載なんて俺には無理だったんだ・・・」
「先生! 誌面でアシスタントを募集しましょう、今からでも遅くない!」
「じゃあ、人物・背景・食べ物の絵が描ける人を選んでくれ・・・」
「・・・先生、それでは先生が描く絵が無くなってしまいますが・・・」
「・・・いいんだ、俺は肉汁しか描けないから・・・」
次回「集まれアシスタント! まともにストーリー構成できる人大募集」にご期待ください。
ホントに今更アシスタント集めてどうするんですかね?
まさか次回作も汁マンガ描くつもりとか・・・?
H16・2・12